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研究所だより(38)2010年10月31日更新


◎平戸市の学校図書館づくりはりっぱです。

 一昨年にひきつづいて、平戸市の学校図書館づくりと市立図書館づくりで2日間平戸市をまわりました。
市教委の担当者に「図書館員を志す人へ」を謹呈したら、すぐ50部の注文があって、「これで平戸市の図書館づくりをやります」と書いてあった。「よく予算がありましたね」というと、「ポケットマネーです。議員さんはじめ、心あたりにあげたりかってもらったりします」とのこと。
私の講演のお世話をしてくださる方などには、たいてい謹呈するのだが、図書館や読書担当なのに読んだ形跡の見られない方も少なくない。
二つの研修会のほか、プランをして改修をおえた二つの公民館図書室に、一昨年、アドバイスした学校図書館3校も訪ねた。企画が実にゆきとどいていて、ほんとに充実して楽しい2日間だった。

平戸市の学校図書館は、看板も展示台もすてきでした。
◎佐賀市内の保育園にまたすてきな「えほんのへや」ができます。

 「生きかえらせる」シリーズなどに、「えほんのへや」の写真でおなじみの嘉瀬幼稚園の園長さんが、新しくつくられる保育園の「えほんのへや」の基本設計の仕上げに行きました。佐賀にまた一つ名所ができそうです。

出産で帰省して、改修した公民館図書室に来ていた人(左端)が、「すてきな図書館ができていて嬉しいです」とわざわざ声をかけてくれました。
◎星空とお茶で有名な旧星野村の図書館づくりに行きました。

 佐賀を午前中に終えて、午後、福岡県の大分県に近い旧星野村へ出かけました。八女市に合併した星野地区の分館づくりです。
 昨年手伝った、やはり八女に合併した黒木町の分館を気に入っていただき、大木町なども見学されて、星野にもぜひにというのは嬉しいことです。
 今日は、午前に保育園の「えほんのへや」、午後は星野地区住民のための分館と、1日に二つもの図書館づくりにかかわれて嬉しい1日でした。

九州新幹線は、木を使ってあるのもカラーリングもすてきです。
◎鹿児島市の学校図書館研修会も充実していました。

 メインは、鹿児島市の高校図書館の研修会でしたが、前後も加えて2日半みっちりの充実したものになりました。
 1日目は、希望を募って、なんとか改修したいという2校を訪ねました。
 2日目は、校名のとおり、目前に櫻島と錦江湾を望む金江湾高校でメインの研修会。校長先生、事務長先生はじめ、学校図書館をよくすることに懸命で、まさに椋鳩十の鹿児島県ならではのこと。例年、出席がないという教諭の先生も6名出席してくださって、「志す人」の注文までいただきました。
 夜も、桜島を眼前のホテルに大勢集まってくださってごちそうと図書館の話でした。
 3日目は、土曜ということで、小、中からも市外からも自主参加されて、午前、午後、1校ずつ訪ねて、それぞれどう手を加えていったらよいかをみんなで検討しました。
 鹿児島は、幾度も訪ねて、親しい人たちも多く、またゆきとどいた計画とお世話で、充実した、楽しい3日間でした。

土曜で自主参加の学校司書の方たちは熱心でした。
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